ADHDプログラム第5回のテーマは
「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)」でした。
日常生活の中で、思わずカッとなってしまったり、怒りが収まらなくなったりすることは誰にでもあります。
今回の講義では、怒りという感情の仕組みと、怒りと上手に付き合う方法について学びました。
感情について
最初に、感情についての説明がありました。
感情というと、
・怒り
・喜び
・悲しみ
・楽しみ
・不安
・怖さ
など、さまざまなものがあります。
私たちはポジティブな感情は「良いもの」、ネガティブな感情は「悪いもの」と考えがちですが、講義ではどちらも大切な役割を持っていると説明されました。
例えば、
ポジティブな感情
・心拍や血圧などの緊張を元に戻す
・免疫力を高める
・心の回復を助ける
ネガティブな感情
・危険を知らせてくれる
・自分を守るためのサインになる
感情は生きていくうえで必要なもので、完全になくすことはできないそうです。
怒りとは?
怒りは、他の感情と比べてとても強いエネルギーを持つ感情だと言われています。
また、怒りは突然生まれるものではなく、実はその前に
・悲しみ
・不安
・悔しさ
などの「一次感情」があります。
その一次感情があふれることで、怒りという形で表に出ることがあります。
怒ることは悪いこと?
講義の中で印象的だったのは、この言葉でした。
怒りは悪い感情ではない。
怒りには次のような意味があります。
・自分を守るための感情
・大切な価値観が傷ついたときに生まれる感情
つまり、怒りは「自分が大事にしているもの」を教えてくれるサインでもあるそうです。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、
怒らないことを目指すのではなく、怒りとうまく付き合うことです。
怒るべき場面では適切に怒り、怒る必要のない場面では怒らずに済むようにすることが目的です。
怒りへの対処法
講義ではいくつかの対処法が紹介されました。
① 衝動は6秒我慢する
怒りのピークは約6秒と言われています。
怒りを感じたときは、
・6秒数える
・水を飲む
など、一度落ち着く時間を作ることが大切です。
② 「〜すべき」を手放す
怒りの原因の一つに、
「こうあるべき」
「こうするべき」
という強い価値観があります。
この「べき」が強いほど、思い通りにならないと怒りが生まれやすくなります。
そのため、不要な「べき」は少しずつ手放していくことが大切だそうです。
③ しょうがないことは割り切る
自分の力で変えられることと、変えられないことがあります。
コントロールできないことは「しょうがない」と割り切り、
自分ができることに意識を向けることが大切です。
④ その場を離れる
怒りの対象が目の前にあると、怒りが再燃してしまうことがあります。
そのようなときは、
・場所を離れる
・距離をとる
・イヤホンなどで音を遮る
といった方法も有効だそうです。
⑤ 怒りの温度計を使う
怒りの強さを温度で考える方法も紹介されました。
例えば、
0℃ 穏やかな気持ち
20℃ もやもや
40〜60℃ イライラ
100℃ 怒り爆発
このように怒りを客観的に見ることで、冷静になりやすくなるそうです。
私の感想
今回の講義で印象に残ったのは、
怒りは悪いものではないという考え方でした。
今まで怒ること自体が良くないことだと思っていましたが、怒りは自分を守るために出てくる感情でもあると知りました。
ただ、その怒りをそのままぶつけてしまうと、後で後悔したり、人間関係が悪くなったりすることもあります。
だからこそ、怒りを無理に消そうとするのではなく、
どう付き合っていくかが大切なのだと感じました。
今回学んだ方法を少しずつ意識して、怒りとうまく付き合っていきたいと思います。
まとめ
感情は、生きていくうえで必要なものです。
ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情にも意味があります。
怒りもその一つであり、
自分を守るための大切な感情です。
アンガーマネジメントは、怒りをなくすことではなく、
怒りを上手にコントロールするための方法です。
今回の講義では、怒りと向き合うための考え方と対処法を学ぶことができました。


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