― ADHDとは何かを学ぶ ―
今日はデイケアのADHDコース第1回目でした。
テーマは「ADHDとは何か」。
講義内容を、自分の復習もかねてまとめます。
■ 発達障害とは?
発達障害とは、
脳の先天的な機能の違いによって起こる発達の特性
であり、
生まれつきの脳機能の特性です。
✔ 性格の問題ではない
✔ 気持ちの持ちようの問題ではない
✔ 生涯にわたって持続する特性
という説明がありました。
また、発達障害は一つだけでなく、
ASD(自閉スペクトラム症)やSLD(学習障害)などと重なることもあります。
■ ADHDとは?
ADHD(注意欠如・多動症)は主に2つの特性があります。
① 不注意
・ケアレスミスが多い
・忘れ物が多い
・集中が続きにくい
・整理整頓が苦手
② 多動性・衝動性
・落ち着きがない
・思ったことをすぐ言ってしまう
・順番待ちが苦手
・衝動的に行動する
診断基準では、これらの症状が6か月以上続くことなどが条件になります。
■ ADHDの人が持ちやすいその他の特性
講義では「感覚過敏」についても説明がありました。
・音がうるさく感じる(聴覚過敏)
・光がまぶしい(視覚過敏)
・服のタグが気になる(触覚過敏)
・匂いや味に敏感
また、
・バランス感覚が独特
・不器用
・力加減が難しい
といった特性もあります。
■ 仕事や生活への影響
ADHD特性により、
・時間を守れない
・メモが取れない
・片付けができない
・金銭管理が苦手
などの困難が生じることがあります。
統計では、
解雇リスクや転職回数が増える傾向も示されていました。
■ 二次障害について
特に印象に残ったのはここです。
ADHDそのものよりも、
✔ 叱られ続ける
✔ 「努力不足」と言われる
✔ 自己否定が積み重なる
ことで、
・うつ
・不安障害
・依存症
などの二次障害につながることがある、という説明でした。
「まじめにやらない」「ミスばかりする」と責められ続けると、
自分はダメな人間だと思ってしまう。
ここがとても大事なポイントだと感じました。
■ ADHDの病態(脳の働き)
前頭前野という部分が関係し、
・ワーキングメモリ
・実行機能
・衝動のコントロール
に影響が出ると考えられています。
ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きも関係しています。
■ 治療と支援
治療の目的は
ADHDを「なくす」ことではなく、
困りごとを減らすこと。
方法は、
・薬物療法
・環境調整
・心理療法(認知行動療法)
などがあります。
特に強調されていたのは、
環境調整がとても大切ということでした。
■ 認知の歪み
講義後半では「認知の歪み」について学びました。
例:
・白黒思考(0か100か)
・過度の一般化
・レッテル貼り
・破局的な解釈
これらが悪循環を生むことがあります。
気づくことが第一歩とのことでした。
■ まとめ
ADHDは
・見た目では分からない
・グラデーションのある特性
・支援によって困りごとは軽減できる
ということを学びました。
「努力不足」ではなく、
「脳の特性」。
それを理解することがスタートだと感じました。
■ 受講して感じたこと(私の感想)
私はASD傾向のほうが強い、ASD+ADHDの併発型です。
これまで「感覚過敏」はASDの特性だと思っていました。
だから、ADHDにも感覚過敏があると聞いたときは、正直驚きました。
音や光、服のタグ、匂いなど、
「気にしすぎ」と言われてきたことが、
ADHDの特性としても説明されていたからです。
ASDとADHDはまったく別のものだと思っていたけれど、
実際には重なり合う部分もある。
自分の中で無理に分けなくてもいいのかもしれない。
そう思えたことが、今回いちばんの気づきでした。
■ おわりに
今回の講義では、ADHDの定義や特性だけでなく、
ASDとの重なりや感覚過敏についても学ぶことができました。
自分の中で曖昧だった部分が、少し整理された気がします。
次回は「コグトレ(認知機能トレーニング)」についてまとめたいと思います。


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