「ストレスコーピング」を学びました
デイケアのADHDプログラム第9回は
**「ストレスコーピング(ストレスへの対処)」**がテーマでした。
生きていると、悩みやつらいことは誰にでもあります。
しかし、ストレスをそのまま放置してしまうと、心や体に様々な影響が出てしまうことがあります。
今回のプログラムでは
- ストレスとは何か
- ストレスの原因(ストレッサー)
- ストレス反応
- ストレスへの対処方法
- ストレスコーピングの種類
について学びました。
ストレスとは?
もともと「ストレス」という言葉は
物理学の分野で使われていた言葉です。
外から力がかかることで
物体がゆがむ状態を「ストレス」と呼びます。
心理学や医学では
心や体にかかる外部からの刺激
をストレスと考えます。
つまり
- 嫌な出来事
- 環境の変化
- 人間関係
などによって、心や体に負担がかかる状態です。
ストレッサーとは?
ストレスの原因になるものを
ストレッサーと言います。
ストレッサーにはいくつかの種類があります。
① 物理的ストレッサー
- 暑さ・寒さ
- 騒音
- 混雑
② 化学的ストレッサー
- 公害物質
- 薬物
- 一酸化炭素など
③ 心理・社会的ストレッサー
- 人間関係
- 仕事の問題
- 家庭の問題
私たちが日常で「ストレス」と言っているものの多くは
心理・社会的ストレッサーだそうです。
ストレス反応とは?
ストレッサーに適応しようとして
心や体に起こる反応を
ストレス反応
と言います。
ストレス反応は大きく3つに分けられます。
心理面
- イライラ
- 不安
- 意欲低下
身体面
- 頭痛
- 食欲低下
- 不眠
行動面
- ミスが増える
- 飲酒量が増える
これらが長く続く場合は
過剰なストレス状態のサインかもしれません。
ストレスへの対処(ストレスコーピング)
ストレスへの対処方法のことを
ストレスコーピングと言います。
対処は大きく3つの方向があります。
① ストレッサーに働きかける
(問題焦点コーピング)
例
- 環境を変える
- 問題を解決する
② 認知を変える
(情動焦点コーピング)
例
- 考え方を変える
- 感じ方を変える
③ ストレス反応を整える
例
- 休養
- 睡眠
- 運動
- 感情の発散
問題焦点コーピング
ストレスの原因そのものに
働きかける方法です。
例えば
「一日中デスクワークでつらい」
という場合
- 営業職へ異動する
- フリーアドレスにする
など
環境を変えることでストレスを減らす方法です。
情動焦点コーピング
ストレスの原因が変えられない場合は
自分の捉え方を変える方法もあります。
例えば
コップの水が半分しかない
と感じるのか
コップの水がまだ半分ある
と感じるのか。
同じ状況でも
捉え方でストレスの感じ方は変わります。
コーピングレパートリーを増やす
今回のプログラムで印象に残った言葉が
コーピングレパートリー
です。
これは
ストレス対処法のリスト
のことです。
- 根本解決
- 深呼吸
- 趣味
- お茶を飲む
- 散歩
- 寝る
など、対処方法が多いほど
ストレスへの耐性や回復力が高くなるそうです。
そのため
普段からストレス対処法をいくつか考えておくことが大切
だと学びました。
ディスカッションで出たストレス例
今回のプログラムでは
参加者同士でストレスについて話し合いました。
例えば
人混みが苦手
→ 人が少ない時間に出かける
→ 静かな場所へ移動する
騒音
→ ノイズキャンセリングイヤホン
→ 静かな場所へ移動
暑さ
→ 涼しい場所へ移動
→ 冷却グッズを使う
人間関係
→ 距離を取る
→ 誰かに相談する
人によってストレスも対処法も違うことが分かりました。
まとめ
漠然としたストレスでは
対処法を考えることは難しいです。
しかし
- ストレスの原因
- ストレス反応
を分けて考えることで
対処法が見つかりやすくなります。
今回のプログラムを通して
自分のストレスコーピングを増やすことが大切
だと感じました。
これからも
自分に合ったストレス対処法を見つけていきたいと思います。


コメント